WiMAXでネットワークカメラって使える?通信量や注意点について

「ネットワークカメラを利用したいんだけど、WiMAXのインターネット接続で問題ないだろうか…」と考えていませんか。

留守中のペットの様子確認や、お店・オフィスのセキュリティ監視など、ネットワークカメラ(Webカメラ)を利用する人が非常に増えてきました。

この記事をお読みになっている方の中にも、「近々ネットワークカメラを購入予定だ」という方もいらっしゃることでしょう。

さて、ネットワークカメラはインターネットに繋げて利用する必要がありますが、その際の接続機器はWiMAXでも問題なく使えるのでしょうか?

──その回答は、「YES(使える)」です。

ただし、いくつか条件や注意すべき点がありますので、WiMAXのインターネット接続でネットワークカメラの利用を検討している方は、この記事を読んで上手な活用を目指していただければと思います!

ネットワークカメラはWIMAXで運用可能

冒頭でもお話しましたが、WiMAXのインターネット接続でネットワークカメラを運用することは可能です。

ですが、「無条件で問題ありません」ということではなく、主に以下4つの条件や注意点があります。

  • ネットワークカメラの種類
  • WiMAXの設定・プラン上の注意点
  • 利用できるWiMAXの機種
  • 運用時の通信量の制限(WiMAX側)について

上記4項目を条件・注意点として挙げましたが、逆にこれらの点をしっかり押さえておけば、WiMAXを使用したネットワークカメラ運用もスムーズに行えることでしょう。

ここからは、上記項目を一点ずつ、詳しく見ていきたいと思います。

ネットワークカメラの種類

まずは、ネットワークカメラの種類について確認していきましょう。

ネットワークカメラにはインターネット接続回線において「有線」タイプのものと「無線」タイプ(Wi-Fi接続)のものがあります。※両対応タイプもあり

それぞれのネットワークカメラの有線・無線の接続について、詳しく見ていきましょう。

有線接続

有線接続は、ネットワークカメラにLANケーブルを接続し、ケーブル経由でインターネット接続します。

有線接続のメリットは、無線(Wi-Fi接続)よりも通信が安定しやすく、セキュリティ面でも強固になるといった点が挙げられます。

一方、LANケーブルの届く範囲に設置する必要がある、ケーブルが生活動線の邪魔になったり見栄えが悪くなる等について配慮する必要があるでしょう。

無線(Wi-Fi)接続

無線(Wi-Fi)接続は、その名の通りケーブルなしでインターネット接続する手法です。

近年のネットワークカメラは無線の形態が主流になりつつあります。

有線接続と比較して、設置場所に困らない(電波の届く範囲)、ケーブルの見栄え等を気する必要がないのが無線(Wi-Fi)接続のメリットと言えるでしょう。

 

この有線・無線の区分で意識しておきたいのが、WiMAX側の端末において有線接続対応のものとそうでないものがあるという点です。

無線接続の場合は端末を選びませんが、有線の場合は利用を想定しているWiMAX端末が有線接続に対応しているかを確認する必要があります。

詳しくは、以降の「利用できるWiMAXの機種」にて紹介いたしますので、併せてご覧ください。

利用するWiMAXの注意点

続いては、利用するWiMAXのプラン・設定上の注意点です。押さえておきたいのは、以下の2点になります。

  • 「グローバルIPアドレスオプション」が契約できるプロバイダを選ぶ
  • 契約プランは「ギガ放題」プランがマスト

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

「グローバルIPアドレスオプション」が契約できるプロバイダを選ぶ

はじめに、ネットワークカメラに接続する際には、「グローバルIPアドレス」が必要になります。

「IPアドレス」とは、インターネット接続をする際に通信機器の「接続ポイント」として振り当てられる番号(識別子)になり、「192.0.2.123」といった数値の羅列等で表されます。

こちらのIPアドレスは、常に固定のアドレスが振り当てられる「グローバルIPアドレス」と接続する都度に番号(識別子)が振り返られる「プライベートIPアドレス」とがあるのですが、ネットワークカメラにおいては「グローバルIPアドレス」を用いての接続が求められます。

多くのWiMAXプロバイダは、オプションで「グローバルIPアドレス」の設定が可能

WiMAXは基本「プライベートIPアドレス」を用いますが、国内のほとんどのWiMAXプロバイダにおいては、月額96円のオプションで「グローバルIPアドレス」の設定にすることが可能です(グローバルIPアドレス オプション)。

グローバルIPアドレスオプションの設定・申し込み方法はUQ WIMAX公式サイトから確認できますので、詳しく確認されたい方は以下ページをご確認ください。

UQ WiMAX | グローバルIPアドレスオプション(WiMAX 2+用)

WiMAXのレンタルサービスではグローバルIPアドレスを利用できない

一方、WiMAXプロバイダではなく「レンタルWi-Fiサービス」等でWiMAXをレンタルした場合、端末はレンタル品になるのでグローバルIPアドレスを設定することはできません。

短い期間だけ必要だったり、ちょっと試してみたいからと、レンタルサービスでWiMAXを借りても対応できませんのでご注意ください。

契約プランは「ギガ放題プラン」がマスト

多くの人がご存知のところでしょうが、WiMAXには月内インターネット使い放題の「ギガ放題プラン」と、月内7GB固定の「通常プラン」(※「ライトプラン」「7GBプラン」と表記される場合もあります)とがあります。

WiMAXギガ放題プランのイメージ

上記図にある通り、WiMAXを利用する人のほとんどはギガ放題プランを選ばれていますが、通常プラン(ライトプラン)のほうが料金が若干安くなるのでライトプランを利用する人もいらっしゃいます。

一方、ネットワークカメラをWiMAXで利用する際は、相応のデータ通信量が必要となるために通常プラン(ライトプラン)で提供する「月間7GB」ではとても通信量が足りません。

つまり、ネットワークカメラの利用目的でWiMAXを契約される場合は、「ギガ放題プラン」一択になるということですね。

また、ギガ放題プランは完全に「月内インターネット使い放題」という訳ではなく、3日間で10GBまで利用した場合、翌日「翌日18時〜翌々日2時まで通信速度1Mbpsの速度制限」が発生します。

ですが、速度制限が発生している間においても1Mbpsまでの速度を出せれば、ネットワークカメラの解像度や圧縮率等を抑えておけば問題なく利用できるでしょう。

ネットワークカメラの解像度や圧縮率等については、以降の「運用の仕方ではWiMAXでも十分運用可能」にて詳しく紹介しておりますので、詳しくはそちらでご覧ください。

WiMAXのギガ放題とは?契約前に知るべき注意点と通常プランとの違い

利用できるWiMAXの機種

続いては、ネットワークカメラを利用できるWiMAXの機種について見ていきましょう。

前述の通り、ネットワークカメラが無線(Wi-Fi接続)対応の場合はすべてのWiMAXで利用可能ですが、有線(LANケーブル)接続の場合はいくつかのWiMAXで利用不可となります。

ネットワークカメラがWi-Fi接続であれば全機種OK

おそらく殆どのケースはこちらになるでしょう。

現在店頭で出回っているネットワークカメラのほとんどは無線(Wi-Fi接続)対応ですので、WiMAXの機種・型番を気にせず、WiMAXでのインターネット接続が可能です。

ネットワークカメラが有線接続の場合はLANケーブル接続できる機種が必要

有線接続(LANケーブルでの接続)が必要となるネットワークカメラの場合、WiMAXの機種ごとの対応状況は以下の通りです。

端末名

メーカー

外観 有線接続可否 通信速度
(下り最大値)目安

W06

HUAWEI

× 867Mbps

WX05

NEC
プラットフォームズ

(クレードルがあれば可)

440Mbps

W05

HUAWEI

(クレードルがあれば可)

758Mbps

L02

HUAWEI

1.0Gbps

HOME01

NEC
プラットフォームズ

440Mbps

ホームルータータイプのWiMAXは基本LANケーブル接続用のポートがあるので、問題なくネットワークカメラと有線接続が可能です。

一方、モバイルタイプのWiMAXは、クレードルを利用しないと有線接続できません(モバイルタイプのWiMAXは、本体にはLANケーブル接続用のポートはなく、クレードル部分にある為)。

さらには、W06においては専用のクレードル自体がないため、有線専用のネットワークカメラと接続することができません。ちなみに、変換ケーブル等を使っても対応不可とのことですので、この点は重々ご注意ください。

WiMAXのクレードルは必要ない!WX05は自宅メインなら購入も有り

ネットワークカメラ利用でのおすすめのWiMAXは、ホームルータータイプ

さて、有線専用のネットワークカメラを利用する場合はホームルータータイプのWiMAX(またはモバイルタイプのWiMAX&クレードル)を選ぶ必要があるとお伝えしましたが、無線(Wi-Fi接続)のネットワークカメラにおいても、おすすめはホームルータータイプのWiMAXになります。

その理由は大きく2つあって、ひとつはそもそもネットワークカメラのインターネット接続にWiMAXを利用する場合、「WiMAX自体もネットワークカメラの近くに固定配置しておく必要がある」ということです。

つまり、モバイル(持ち運び)タイプにする理由がない、ということですね。

もう一つの理由は、「WiMAXはホームルータータイプの方が端末へ向けて飛ばすWi-Fiの電波が強く、遠くまで届く」という点です。

WiMAXの電波の届く範囲

  • モバイルルータータイプの場合:10mほど
  • ホームルータータイプの場合:50mほど

※上記数値は「参考値」になります。接続する地域や建物内の構造によっても電波の届く範囲は変動しますのでご注意ください。 

据え置き機としての安定性、電波の届く範囲といった観点から、ホームルータータイプのWiMAXはネットワークカメラと比較的相性が良い、ということですね。

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運用時の通信量の制限(WiMAX側)について

さて、ここまでの内容で、WiMAXを使ってのネットワークカメラの利用イメージが大分持ててきたかと思います。

最後にもう一つ注意する点として、前述しましたWiMAXの「通信量の制限」(3日間で10GB以内)についても確認していきましょう。

ネットワークカメラは、どれくらいの通信量が発生する?

ネットワークカメラは基本「動画撮影」となりますが、インターネット上での動画の扱いは、通信量が大きく発生することもあってこの点が気になられた方も多くいらっしゃることでしょう。

ちなみに、ネットワークカメラは撮影時の解像度を設定することができて、解像度ごとの通信量の目安は以下の通りです。

動画再生における、解像度ごとの1日分の通信量目安

解像度 1日分の通信量
480×270 約5GB
960×540 約10GB
1280×720(HD) 約20GB
1920×1080(FullHD) 約40GB

上記は、一般的な動画再生時における通信量目安になりますが、ネットワークカメラは大抵ここから更に圧縮処理をかけていますので、実際に消費する通信量はもっと少なくなります。また、ネットワークカメラによっては圧縮率やフレームレートを調節できます。

運用の仕方ではWiMAXでも十分運用可能

上記表の各解像度における1日分の通信量を見て、「これだとWiMAXの3日10GBにすぐ到達してしまう…」と気になった方もいらっしゃることでしょう。

ですが、ネットワークカメラを「常時接続」ではなく、「必要な時にモニターする」運用方法であれば、WiMAXでも問題なく利用できます。

その他、前述したようにネットワークカメラの圧縮率やフレームレートの調節を行って、通信量の節約を行えば、より利用時間も長く活用できることでしょう。

「ネットワークカメラは常時監視したい」という方は固定回線がおすすめ

一方で、「ネットワークカメラはほぼ24時間毎日で利用したい」という方は、WiMAXよりも固定回線(光回線)でのインターネット接続が望ましくなるでしょう。

固定回線は初期の工事費用が発生する、また月額料金もWiMAXと比べてやや高めとなりますが、最近では「enひかり」など格安の光回線も出てきていますので、併せて確認して見ると良いかもしれませんね。

enひかりは最安値の光回線!契約前に知るべきメリット・デメリット

WiMAXと光回線どっちがいい?契約前に知るべきメリット・デメリット比較

おすすめのプロバイダはGMOとくとくBB

さて、ここまでの内容では「WiMAXでネットワークカメラを使ってみよう」と決心をさらに強めた方は、以下のプロセスで進めていくと良いでしょう。

  • ①利用する場所でWiMAXが問題なく繋がるか、まずは通信速度の確認を
  • ②WiMAX契約先のプロバイダは、「20日間キャンセル」が可能なGMOとくとくBBで

①利用する場所でWiMAXが問題なく繋がるか、まずは通信速度の確認を

WiMAXは通信エリアも広く都市部でしたら国内どこでも問題ない通信速度で繋がります。

不安な方は、一度UQ WiMAXの「ピンポイントエリア判定」で、ご利用する地域におけるWiMAXの電波具合を確認しておくと良いでしょう。

WiMAX ピンポイントエリア判定

ただし、周辺の建物や室内の構造、設置場所によってWiMAXの通信速度は変わりますので、きちんと電波状況を確認されたい方はUQ WiMAXが提供する「Try WiMAX」という無料レンタルサービスを利用して確認してみると良いでしょう。

※TryWiMAXでは有料オプションである「グローバルIPアドレス」は利用できませんので、あくまでネットワークカメラの利用ではなくWiMAXのインターネット接続状況の確認のみになりますのでご注意ください。

Try WiMAXで無料お試し!レンタルする前に知るべき注意点まとめ

②WiMAX契約先のプロバイダは、「20日間キャンセル」が可能なGMOとくとくBBで

続いてはWiMAXの契約先プロバイダ選びですが、ネットワークカメラ利用が問題なくできるか気になる場合は「GMOとくとくBB」がおすすめです。

GMOとくとくBB「月額割引キャンペーン」の特徴

プロバイダ名 取り扱い端末 契約期間 月額料金目安
GMOとくとくBB

W06

WX05

L02

HOME01

3年間

ギガ放題プラン:3,319円

ライトプラン:2,593円

※期間内の平均額として算出

  • 全プロバイダで唯一「20日以内キャンセル」が可能
  • グローバルIPアドレスオプションの契約が可能
  • トータルコストが業界最安値!
  • キャッシュバック特典プランの他、月額割引特典など、いくつかのキャンペーンを選ぶことができる
  • 契約後、端末は即日発送ですぐに手元に届く!

GMOとくとくBBはとにかく料金が安い。かつ、「グローバルIPアドレス」契約可能&「20日以内キャンセル」OK

GMOとくとくBBは料金の安さ、およびサービス体制の充実さからWiMAXプロバイダの中でも人気の高いプロバイダになるのですが、ネットワークカメラ利用の際に必須となる「グローバルIPアドレス」が契約可能となっており、更には「20日以内キャンセル」も可能です(通常は8日間)。

ネットワークカメラ利用が不安な方も、余裕をもって確認することができるでしょう。

一点注意しておきたいのは、GMOとくとくBBの「20日以内キャンセル」のサービスは、前述のUQ WiMAX公式サイトの「ピンポイントエリア判定」が「〇」になった地域のみ対象としていることです。

元々WiMAXの通信エリア外であった場合、こちらのキャンセルサービスは対応外となりますのでご注意ください。

また、GMOとくとくBBプロバイダについては、以下記事でも詳しく紹介しています。WiMAXプロバイダをお探し中の方は、是非併せてご覧ください。

初めてのWiMAXはGMOとくとくBBがおすすめ!月額値引きがおすすめ!

まとめ)WiMAXでネットワークカメラは利用可能!ただし、利用機種と通信量に注意を

ここまでの内容を、ざっとまとめてみましょう。

WiMAXでネットワークカメラを利用する際のポイント

  • 有線接続か、無線接続かの確認を
    無線(Wi-Fi接続)のものは全WiMAX機種で対応可能。
    有線接続のみの場合、ホームルータータイプかクレードル対応の機種でないと利用できないので注意

  • メインの利用がネットワークカメラになる場合は、ホームルータータイプのWiMAXがおすすめ
    ホームルータータイプのWiMAXのほうが、電波が届きやすい

  • WiMAX(ギガ放題)は、310GB以上で速度制限が発生
    解像度やフレームレート、圧縮率の調整をすれば通信量はかなり抑えられる。
    「24時間常時利用」という場合はWiMAXより固定回線の方が良い

本記事のメインの問いである「WiMAXでネットワークカメラは使えるか?」については、「YES(使える)」ですが、上記の様ないくつかの条件・注意事項があるということですね。

ネットワークカメラとあわせてWiMAXの利用を検討されている方は、是非上記ポイントを踏まえて、契約の判断をしてくださいね。

皆さんの快適なインターネットライフを実現していく際に、この記事が少しでもお役立てできることを、心より願っています!


9月のおすすめWiMAXプロバイダ

プロバイダ/キャンペーン 契約年数 トータルコスト 実質月額料金
1 GMOとくとくBB
月額値引き
3年 125,660円 3,491円/月 公式サイト
2 JPWIMAX
10,000円キャッシュバック
3年 124,800円 3,467円/月 公式サイト
3 GMOとくとくBB
最大32,050円キャッシュバック
3年 123,110円 3,420円/月 公式サイト

※当サイトでは、キャッシュバックキャンペーンよりも月額値引きキャンペーンを推奨しています。