docomoのモバイルWi-Fiルーターはどう?WiMAXとメリット・デメリットを比較

docomoのモバイルWi-Fiルーターを契約しようと考え中の方は、きっと多くいらっしゃることでしょう。

特にdocomoユーザーの方は、月額にプラス1,900円足せば、モバイルWi-Fiルーターを入手して利用することができます。この金額だけ見ると、平均月額料金4,000円前後のWiMAXを購入するより、ずっとお得に見えますよね。

ですが、docomoモバイルWi-Fiルーターを利用してのインターネット活用は、往々にしてWiMAXより月々の料金が高くなりがちです。その理由は、docomoモバイルWi-Fiルーターには「データ通信量」の段階ごとに料金プランが割高になるからです。

一方、docomoモバイルWi-Fiルーターの付加機能は幅広く、「こういう方はdocomoモバイルWi-Fiルーターが向いている」という人もいらっしゃいます。

そこで今回は、docomoモバイルWi-Fiルーターの特徴から、WiMAXと比較しつつのメリット・デメリット、そして「docomoモバイルWi-Fiルーターの利用が向いている人/いない人」について詳しく紹介していきたいと思います。

是非ご覧ください!

docomoモバイルWi-Fiルーターの特徴

「モバイルWi-Fiルーター」は、簡単に説明すると「持ち運び可能なインターネット接続機器」です。

モバイルWi-Fiルーターを持っていれば、外出先でもPCやタブレットに無線で繋いでインターネット利用が出来るようになります。

現在、docomoがメインで販売しているモバイルWi-Fiルーターは、「Wi-Fi STATION N-01J」。なかなかクリアでスタイリッシュなデザインですよね。

※docomo店頭では在庫の都合上、上記以外のモバイルWi-Fiルーターを販売している場合がります。

docomo 「Wi-Fi STATION N-01J」のスペック・機能情報

docomo「Wi-Fi STATION N-01J」のスペック情報についても、ざっと確認しておきましょう。

商品名 Wi-Fi STATION N-01J
製造元 NECプラットフォームズ株式会社
通信方式 LTE、PREMIUM 4G、3G
最大通信速度 LTE 下り最大200Mbps/上り最大50Mbps
PREMIUM 4G 下り最大788Mbps/上り最大
50Mbps 3G 下り最大14Mbps/上り最大 5.7Mbps
寸法 高さ 約62mm×幅 約 98mm×厚さ 約13.6mm
質量 約110g
バッテリー容量 2,500mAh
カラーバリエーション ホワイト
最大同時接続数 10台
バッテリー:連続通信時間 PREMIUM 4G:約11時間
LTE:約14時間 3G:約7時間
バッテリー:連続待受時間 約970時間

スペック内の「通信速度」についてあまり馴染みがないという方は、以下記事にて詳しく説明していますので併せてご覧ください。

モバイルWi-FiルーターのMbpsはどれくらい必要?通信速度の平均〜上り下りを解説

docomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXとのスペック・機能比較

上記スペック表では、Wi-Fi STATION N-01Jの機能について確認することができますが、比較対象がないとなかなか良し悪しがイメージ付かないですよね。

そこで、前述のWi-Fi STATION N-01Jと、WiMAX最新機種の「Speed Wi-Fi NEXT W05」を比較してみましょう。

商品名 Wi-Fi STATION N-01J
(docomoモバイルWi-Fiルーター)
Speed Wi-Fi NEXT W05
(WiMAX)
製造元 NECプラットフォームズ株式会社 HUAWEI(華為技術)
通信方式 LTE、PREMIUM 4G、3G WiMAX 2+、au 4G LTE
最大通信速度 LTE 下り最大200Mbps/上り最大50Mbps
PREMIUM 4G 下り最大788Mbps/上り最大 50Mbps
3G 下り最大14Mbps/上り最大 5.7Mbps
下り最大708Mbps/上り最大75Mbps
寸法 高さ 約62mm×幅 約98mm×厚さ 約13.6mm 約W130×H55×D12.6mm
質量 約110g 約131g
バッテリー容量 2,500mAh 2,750mAh
カラーバリエーション ホワイト
ブラック×ライム/ホワイト×シルバー
最大同時接続数 16台 10台
バッテリー:連続通信時間 PREMIUM 4G:約11時間
LTE:約14時間 3G:約7時間
ハイパフォーマンスモード:約390分
ノーマルモード:約540分
バッテリーセーブモード:約630分
バッテリー:連続待受時間 約970時間 クイックアクセスモードOFF時:850時間
クイックアクセスモードON時:38時間
契約期間 基本2年間 2年〜3年間

さて、こうして見るとdocomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXでは、機能面における大きな差はないように感じられます。

通信速度が速いことで定評のあるWiMAXですが、docomoモバイルWi-Fiルーターも「PREMIUM 4G」の通信モードでは最大速度(下り)で788Mbpsという数値を出していますし、バッテリーの連続通信時間や連続待ち受け時間もWiMAXより若干優れています。

ここまでご覧になられて、「なんだ、WiMAXよりdocomoモバイルWi-Fiルーターのほうがお得そうだ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、docomoモバイルWi-Fiルーターは上記機能・スペック表からは見えない、意外な落とし穴がいくつかあります。──その点について、次の章で詳しく見ていきましょう。

docomoモバイルWi-Fiルーターのここに注意!WiMAXと比べたときの留意点

機能面でWiMAXと遜色のないdocomoモバイルWi-Fiルーターですが、ご契約前に以下の点に留意しておくと良いでしょう。

  • docomoユーザー以外は料金がかなり高くなる
  • データ通信量(データ量)を多く設定すると、料金はWiMAXよりかなり高くなる
  • 通信量の上限を超えた際の速度制限が、WiMAXと比べてかなり厳しい

どういうことか、順を追って見ていきましょう。

docomoユーザー以外は料金がかなり高くなる

冒頭で、docomoユーザーの場合「月額1,900円からでモバイルWi-Fiルーターを利用できる」とお話しましたが、auやsoftbankユーザーの場合、新たにdocomoのモバイルWi-Fiルーターを契約すると、月額7,000円ほど必要となります。

月額7,000円は、WiMAXの平均月額と比較しても倍近くになります。──つまり、docomoユーザー以外の方は、docomoモバイルWi-Fiルーターを購入する選択肢は「ほぼ無し」で見ておいた方が良いということですね。

データ通信量(データ量)を多く設定すると、料金はWiMAXよりかなり高くなる

docomoの料金設定は、以下のような仕組みになっています。

「docomoモバイルWi-Fiルーターは1,900円で利用できる」とありましたが、その1,900円の内訳は上記で言うところの「基本プラン」「インターネット接続サービス」「端末代金」「付加サービス代金」で構成されています。

そして、「パケットパック」については、別料金が発生する仕組みとなっているのです。

パケットパックとは、メールの送受信、動画サイトの動画の再生、Webページの閲覧などで発生するパケット通信料金(データ通信量)です。そして、docomoのパケット通信料金はどれくらいかかるのかというと、以下の通りです(公式サイトより)。

docomo モバイルWi-Fiルーターのデータ通信量は、1GBまでなら月額2,900円。5GB近くまで使うと、5,000円もの費用が上乗せされます。

先ほどの1,900円と足すと、月額6,900円もの金額になるということですね。データ通信量5GBを超えての利用の場合は、月額8,900円。WiMAXでしたら「ギガ放題」プランにしておけば月間でどれだけデータ通信を行っても月額4,000円前後で済みます。

特にインターネット利用で動画鑑賞やオンラインゲーム、その他ビジネス用途で利用される方は、docomoモバイルWi-Fiルーターでのインターネット接続を行う場合、相応の月額コストになることは意識しておいたほうが良いでしょう。

通信量の上限を超えた際の速度制限が、WiMAXと比べてかなり厳しい

その他、docomoモバイルWi-Fiルーターを利用する際は、通信量の上限を超えた際の速度制限モードにも注意する必要があります。

docomoモバイルWi-Fiルーターにて通信量の上限を超えると、その月の残り日数内においては、通信速度128Kbpsまで制限されてしまいます。

docomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXの速度制限ルール比較

  docomoモバイルWi-Fiルーター WiMAX
速度制限になる条件 月内で設定した通信量の上限を超えてしまった場合 3日間で通信量10GBを超えてしまった場合
速度制限対象期間 通信量の上限を超えた日からその月の末日まで 翌日の18時〜翌2時まで
速度制限時の通信速度(下り) 128Kbps 1Mbps

前述であったように、docomoモバイルWi-Fiルーターは通信量の上限を高めるほど月額料金が高くなります。

ですが、月額料金をセーブしようとして通信量上限を狭めてしまうと、速度制限にもかかりやすくなってしまうということですね。

また、WiMAXは仮に速度制限になったとしても、速度制限対象期間は短く、翌々日になればまた元の通信速度で利用できます。さらには速度制限時も1Mbpsの速度は出ますので、通常のインターネット閲覧、メール送受信、Youtube等の動画鑑賞も問題なくできるレベルです。

「いざというとき速度制限になったら困る」という方は、docomoモバイルWi-FiルーターよりもWiMAXのご利用を検討したほうが良いでしょう。

docomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXのメリット・デメリット比較

さて、ここで一度docomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXのメリット・デメリットをまとめてみましょう。

  docomoモバイルWi-Fiルーター WiMAX
メリット ・通信速度が高速
対応サービスエリアが広い
通知・センサー機能と連動すれば、子供や介護中の家族のケアにも役立てられる
・通信速度が高速
・月額料金がdocomoモバイルWi-Fiルーターと比べてリーズナブル
・データ量を気にせずに利用できる
デメリット ・月額料金がWiMAXと比べて割高
・データ量を気にしながら利用することになりがち
・速度制限がかかったとき、利用が著しく制限される
・docomoモバイルWi-Fiルーターと比べて対応サービスエリアが狭い
・docomoモバイルWi-Fiルーターと比べて付加サービスは少なめ

まず、月額費用とするコスト面、および通信量の自由さの2点においてはdocomoモバイルWi-FiルーターよりWiMAXのほうが大きくアドバンテージがあることは前述しました。

ここでは、これまで触れられなかった「対応サービスエリア」と「付加サービス」について見ていきましょう。

対応サービスエリアは、WiMAXよりもdocomoモバイルWi-Fiルーターのほうが良好な場合も

都市部にお住まいの方はdocomoモバイルWi-Fiルーター、WiMAXどちらのサービスも問題なく利用できますが、山間部にお住まいの方(または出張、旅行等で行くことが多いという方)は、それぞれのサービスエリア(サービスが利用できるエリア)を確認しておくと良いでしょう。

現在、docomoのLTE通信、WiMAXのWiMAX2+通信どちらも地方や山間部での対応エリアは広がりつつありますが、地域によっては差が出てくることがあります。

参考①:中国地方(岡山・広島方面)docomo LTEサービスエリア


参考②:中国地方(岡山・広島方面)WiMAXサービスエリア

docomoモバイルWi-Fiルーターのサービスエリア図では、LTEエリア(PREMIUM 4G)、LTEエリア、LTEエリア(800MHz)を含めるとかなり広い地域が対象となっているのが分かります。

一方、WiMAXのサービスエリアは、都市部のカバーは充分になされているものの、山間部の色が塗られていない領域がやや広めですよね。

このように、インターネットを利用できるサービスエリア範囲はdocomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXで異なります。地方または山間部にお住まいの方はdocomoモバイルWi-Fiルーター・WiMAXどちらを購入するにせよ、一度対応するサービスエリアをチェックしておくと良いでしょう。

お子さんや高齢のご家族のケアを意識される方は、docomoモバイルWi-Fiルーターの付加サービスがお薦め

docomoモバイルWi-Fiルーターは、付加サービスを利用することによって、以下のようなことも実現できます。

子どもの帰宅・外出がわかる「帰宅外出通知」

窓の閉め忘れがわかる「開閉センサー」

急な室温の上昇に気をつけられる「温湿度センサー」

子どもからの呼び出しをうける「ボタン通知」

小さいお子さんや介護が必要な方がいらっしゃるご家庭では、これら機能はかなり有用ですよね。

こういった付加サービスを利用できるのは、docomoならではといったところもあるでしょう。

こんな方はdocomoモバイルWi-Fiルーターがお薦め

ここまで、docomoモバイルWi-Fiルーターの特徴から注意点、そしてWiMAXと比較してのメリット・デメリットをお伝えしました。

では、これらを踏まえて、具体的にどういった人が、docomoモバイルWi-Fiルーターがお薦めかについて見ておきましょう。

こんな方はdocomoモバイルWi-Fiルーターがお薦め

  • 【前提条件として】docomoユーザーであること
  • インターネット利用はメールやチャット、インターネットページ閲覧がメインで、それ程大容量の通信をされない方
  • 地方部にお住まいまたは出張等で出向くことが多い方(WiMAXのサービスエリアでカバーしきれない地域でインターネット利用することが見込まれる方)
  • 「帰宅外出通知」や「開閉センサー」等、ご家族のアクティビティのセンサー・通知機能を合わせて利用したいという方

一つ目の「docomoユーザーであること」はいわば前提条件(必須条件)です。

そのうえで、2〜4つ目の項目を確認して、複数項目が該当する方はdocomoモバイルWi-Fiルーターをご検討されると良いでしょう。

一方で、上記が当てはまりつつも「WiMAXのほうがよりメリットを享受できる」という方もいらっしゃるはずです。次の章では同様に「WiMAXがお薦めの方」について説明しますので、こちらも併せてご覧ください。

こんな方はWiMAXがお薦め

続いては、WiMAXの利用がお薦めの人についてもまとめてみましょう。

「WiMAXの利用が向いている人」

  • 自宅・外出先それぞれフレキシブルにインターネット利用をする人(したい人)
  • ビジネス用途でインターネット利用が多く、かつ外出や出張が多い人
  • 通信量制限を気にせず、インターネットで大容量データのやりとりを行いたい人
  • スマートフォンの通信速度や通信量の制限が気になっている人

特に3つ目の「通信量制限を気にせず、インターネットで大容量データのやりとりを行いたい人」と4つ目の「スマートフォンの通信速度や通信量の制限が気になっている人」は、docomoモバイルWi-FiルーターよりもWiMAXのほうがお薦めです。

WiMAXを持つことによって、今までと比べて見違えるほど幅広いシーンでのインターネット活用が可能になるでしょう。

WiMAXの契約は、WiMAXプロバイダで!

WiMAXを契約する際は、WiMAXプロバイダ経由で行った方が良いでしょう。

「プロバイダ」とは、「提供者」のことで、WiMAXプロバイダはインターネットで申し込み、契約することができます。更に、店舗での購入よりもかなり月額料金が安く設定されていますので、WiMAXのご購入の際は、店舗購入よりインターネットでのWiMAXプロバイダ経由の購入のほうが圧倒的にお得です。

特にお薦めのWiMAXプロバイダは、「GMOとくとくBB」です。

キャッシュバックキャンペーンの手厚さ、トータルコストの良さで、一押しはGMOとくとくBB

現在、トータルコストの良さという面でも最もお薦めのWiMAXプロバイダは「GMOとくとくBB」です。

GMOとくとくBBは、「お名前.com」や「GMOクリック証券」、「GMOクラウド」など多くのサービスを展開するGMOインターネット株式会社が提供するプロバイダサービスです。

GMOとくとくBBは、とにかくキャッシュバック特典が熱い!

GMOとくとくBBの一番の特徴は、キャッシュバック額がかなり充実しているという点です。

通常のWiMAXプロバイダでは、キャッシュバック特典を実施していたとしても1万円〜2万円あたりの金額であることが殆どです。

対するGMOとくとくBBでは、キャッシュバック額最大37,000円!

このキャッシュバック額をWiMAXのトータル費用から差し引いて利用月数で割り戻すと、一気に価格が安くなるということですね。

その他、以下の特徴・メリットもありGMOとくとくBBは非常にバランスの取れたWiMAXプロバイダです。

  • 2年契約が可能
  • 毎月の月額料金も安め
  • 最新端末が無料で入手できる
  • 最短で、翌日に端末が届く!

GMOとくとくBBのプロバイダについては、以下記事でも詳しく紹介しています。WiMAXプロバイダをお探し中の方は、是非併せてご覧ください。

初めてのWiMAXはGMOとくとくBBがおすすめ!月額値引きがおすすめ!

docomoモバイルWi-Fiルーターは、価格面、利用シーンをしっかり見据えたうえで契約の判断を!

ここまでお読みになられて、いかがでしたでしょうか。

docomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXとの違い、そしてdocomoモバイルWi-Fiルーターのメリット・デメリット、注意点についてのご理解も進まれたのではないでしょうか。

「docomoモバイルWi-FiルーターとWiMAXの違いが良く解らない」という状態で、docomoモバイルWi-Fiルーターを契約するのはあまり得策ではありません。なぜなら、コスト面やデータ通信量といったところではWiMAXの方に大きなアドバンテージがあるからです。

ですが、それでも尚「docomoモバイルWi-Fiルーターを持ちたい!」という場合は、docomoモバイルWi-Fiルーターを処置したときの活用シーンのイメージをしっかり持つことが大切です。

また、今回の記事をお読みになってWiMAXについて興味を持たれた方は以下記事にて詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。

WiMAX機種 W05スペック完全ガイド!契約すべきプロバイダは?

皆さんの快適なインターネットライフを実現していく際に、このサイトが少しでもお役立てできることを、心より願っています!


9月のおすすめWiMAXプロバイダ

プロバイダ/キャンペーン 契約年数 トータルコスト 実質月額料金
1 GMOとくとくBB
月額値引き
3年 125,660円 3,491円/月 公式サイト
2 JPWIMAX
10,000円キャッシュバック
3年 124,800円 3,467円/月 公式サイト
3 GMOとくとくBB
最大32,050円キャッシュバック
3年 123,110円 3,420円/月 公式サイト

※当サイトでは、キャッシュバックキャンペーンよりも月額値引きキャンペーンを推奨しています。