「Pocket WiFi 603HW」はどんな機種?契約する前に知るべきメリット・デメリット

ポケットWi-Fiの契約を検討していて、「ワイモバイルの『Pocket WiFi 603HW』ってどうなんだろう…?」と考えていませんか。

Pocket WiFi 603HWは高速通信&繋がりやすさで評判の高いポケットWi-Fiですが、結論から言うと「最もおすすめできるポケットWi-Fi」ではありません。

また、契約に踏み切る際にはいくつかデメリットもありますので、その点をきちんと把握したうえでご判断をされたほうが良いでしょう。

この記事では、そんなPocket WiFi 603HWのメリット・デメリットから、その他強くおすすめできるポケットWi-Fiまで、詳しくお伝えしていきます。ぜひご覧ください!

Pocket WiFi 603HWのメリット

さて、はじめにPocket WiFi 603HWがどんなポケットWi-Fiなのかについて、まずはそのメリット面を確認しておきましょう。

「Pocket WiFi 603HWのメリット」として、押さえておきたいのは以下5点です。

  • 通信速度が最大612Mbpsで速い
  • 駅や繁華街エリアでも快適に使える
  • 新周波数3.5GHz帯/1.5GHz帯追加で通信エリアが広がる
  • 最短5秒で起動!バッテリーも長持ち
  • アドバンスモードを利用すれば、実質データ通信量無制限でインターネット利用できる

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

通信速度が最大612Mbpsで速い

Pocket WiFi 603HWのメリットで、まず挙げられるのが「通信速度の速さ」でしょう。

下り最大速度は「612Mbps」と、ポケットWi-Fiのなかでもかなり早い部類に入ります。

ワイモバイルのポケットWi-Fiの中では最新機種のPocket WiFi 801HWにはやや劣りますが、Pocket WiFi 603HWは2番手の立ち位置となっています。

機種  外観 下り最大速度

Pocket WiFi 801HW

(2019年3月リリース)

972Mbps
Pocket WiFi 603HW 612Mbps
Pocket WiFi 601ZT 187.5Mbps
Pocket WiFi 502HW 112.5Mbps
Pocket WiFi 506HW 112.5Mbps

駅や繁華街エリアでも快適に使える

Pocket WiFi 603HWは「繋がりやすさ」においても高い効果と評判を勝ち得ています。

特に、多くの人がインターネット通信を行い混みあうとされる駅付近や繁華街エリアにおいても、快適な接続が可能となっているのです。

なぜPocket WiFi 603HWがこれほど繋がりやすいのかというと、同端末には今まで以上の大容量インターネット通信に対応しうる技術である「5G 有力技術 Massive MIMO」に対応しているからです。

都心に住んでいる方々においては、駅前や繁華街でスマホや携帯電話でインターネット利用される際に、「なんか、ちょっと繋がりにくいな…」と思われたことのある方も多くいらっしゃることでしょう。

そのような際、Pocket WiFi 603HWでのインターネット利用の場合は問題なくサクサクネットに繋がりやすいということですね。

新周波数3.5GHz帯/1.5GHz帯追加で通信エリアが広がる

前項でも触れた「繋がりやすさ」は、ポケットWi-Fiが対応する「周波数帯」に依存します。

周波数帯とは、インターネットの情報伝達の際に使われる電波帯のことで、その電波帯によってどれだけ繋がりやすくなるかであったり、どの範囲まで広く繋がるかが変わってくるのです。

ワイモバイルでは、従来周波数帯1.7GHz・2.1GHz・2.5GHz・900MHzの周波数帯を利用していましたが、新たに3.5GHzにも対応し、さらに1.5GHzも今後対応予定となっています。

Pocket WiFi 603HWもこれら6つの周波数帯に対応することになり、都心部での繋がりやすさだけでなく、地方山間部や離島によるインターネット接続も実現されやすくなっています。ポケットWi-Fiの繋がりやすさを重要視されている方には、Pocket WiFi 603HWのこれら性能がマッチしそうですね。

最短5秒で起動!バッテリーも長持ち

Pocket WiFi 603HWは、端末の性能としての評価も高いです。

そのことがよく表れているのが「起動時間の早さ」「バッテリーの持ち具合」でしょう。

特にPocket WiFi 603HWは電源を入れてからの起動時間が短く、公式サイトにおいても「約5秒間で起動可能」と公言されています。

その他、Pocket WiFi 603HWのバッテリー容量は「2,400mAh」と豊富で、そのためバッテリーの持ち時間も優秀です。

Pocket WiFi 603HWのバッテリー情報

連続通信時間

約6時間(省電力設定OFF時)
約8.5時間(省電力設定ON時)
※キャリアアグリゲーション非適用時

連続待受時間
(無線LAN OFF時)

約850時間
バッテリー容量 2,400mAh

アドバンスモードを利用すれば、実質データ通信量無制限でインターネット利用できる

Pocket WiFi 603HWの月内のデータ通信量は7GBが基本ですが、「アドバンスオプション」(別途月額684円(税抜)の料金が必要 ※現在2019年6月時期では、申し込みから3ヶ月間無料キャンペーンが実施されています)を利用すると、月内のデータ通信量7GBを超えて無制限で利用することができます。

アドバンスモード利用のイメージ

ただし、3日間でデータ通信量10GBを超えたときは、翌日の夜〜深夜帯にかけて1MBの速度制限が発生しますので、完全に無制限という訳ではありませんのでご注意ください。

Pocket WiFi 603HWのデメリット

さて、ここまでPocket WiFi 603HWのメリットについて触れてきましたが、その逆のデメリット部分について気になられた方もいらっしゃることでしょう。

続いては、Pocket WiFi 603HWのデメリットについて見ていきます。

特に押さえていきたいポイントは、以下3点です。

  • アドバンスモード利用時の通信エリアが狭い
  • Pocket WiFi 603HWの料金は「最安値」ではない
  • 3年未満の解約時に、解約金がかなり高くなる可能性がある

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

アドバンスモード利用時の通信エリアが狭い

現在において、モバイルインターネットの利用はWebサイトの閲覧やメールの送受信だけでなく、音楽や動画のストリーミング配信から大容量データのやり取りまで、非常に幅広さを増してきています。Pocket WiFi 603HWの通常プランの「月額7GB」では心もとないという方もたくさんいらっしゃることでしょう。

「でも、Pocket WiFi 603HWにはアドバンスモードもあるじゃないか」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこのアドバンスモードは、都市部ではかなりその利便性を発揮できるのですが、地方や山間部は通信エリア外となっており、限られた地域でしか使用できまないのです。

ワイモバイルWi-Fiの4G対応エリアとアドバンスモード対応エリア比較

上記は、ワイモバイルWi-Fiで利用できる通信エリアを示す図です。赤色部分(青色も含めて)が、通常のワイモバイルWi-Fiが使用する通信方式である「4G」が利用できるエリアを示し、青色部分が「アドバンスモード」が対応しているエリアです。

ご覧の通り、アドバンスモードが活用できるエリアは関東エリアにおいてもかなり限られています。

もちろん、これらの通信エリアは今後改善・拡大されていくことが見込まれますが、現時点においてワイモバイルWi-Fiをアドバンスモード込みでご利用予定の方は、このあたりも念頭に入れて、ご契約の判断をしていくと良いでしょう。

Pocket WiFi 603HWの料金は「最安値」ではない

Pocket WiFi 603HWの契約期間は3年間、月額料金は3,991円です(2019年6月現在)。

Pocket WiFi 603HWの月々の料金

上記料金から前述の「アドバンスモード」を利用することにした場合、更に684円(税抜 税込み金額は738円)のオプション料金が発生して、トータルの月額料金は4,729円になります。

この金額が高いか安いかで言うと、他のポケットWi-Fiと比べて「やや高い」部類に入ります。

後にまた説明するWiMAXにおいては、最安値プロバイダで契約した場合「月内インターネット使い放題」のプランにおいても3,400円ほどの月額料金で済みますので、1か月単位で見てもPocket WiFi 603HWのほうが1,300円程割高になってしまうということですね。

ポケットWi-Fi契約の際に料金面を重要視される方には、Pocket WiFi 603HWはあまりおすすめできません。

3年未満の解約時に、解約金がかなり高くなる可能性がある

Pocket WiFi 603HWは3年契約とされており、途中解約の際には契約解除料として税別9,500円が発生します。

また、それ以外に機種代金の36か月分賦払金(1ヶ月につき1,150円)の未払い分を請求されることになりますので、例えば16か月目で解約して残り20か月分の賦払金が未払いであった場合、1,150円×20か月分の23,000円を支払う必要が出てきます。──通常の契約解除料の10,260円とあわせると、32,260円!

知らずに解約して、請求書を見てびっくりすることが無いように、この仕組みは契約前にしっかりと理解しておくべきでしょう。

また、Pocket WiFi 603HWを契約する際は、「3年間(36か月間)は必ず使い続ける」前提で臨まれた方が良いでしょうね。

結論:ワイモバイルの契約はおすすめできない

ここまで、Pocket WiFi 603HWのメリット・デメリットについてお伝えしました。

メリット面でも挙げたようにPocket WiFi 603HWの機種としての性能はとても良いのですが、総合的に見ると以下理由からワイモバイルでの契約はおすすめできないでしょう。

  • 「インターネット使い放題」の条件が限られている
    ・月内データ通信量無制限の「アドバンスモード」は別料金になる
    ・アドバンスモードでの通信エリアがかなり限られている
  • 月額料金がやや高め
    ・WiMAXの最安値プロバイダと比較すると、月額で1,300円以上高くなる
  • 3年未満の解約時に、解約金がかなり高くなる可能性

一方で、以下のような方の場合は、他社のポケットWi-Fiと比較しつつPocket WiFi 603HWの契約の検討を進めてみても良いかもしれません。

Pocket WiFi 603HWの契約がおすすめの方

  • モバイルインターネット接続は主に都心部になり、かつ「繋がりやすさ」を第一に優先される方
  • Pocket WiFi 603HW自体のバッテリーの持ち、起動時間の早さ、通信速度の速さに魅力を感じている方
  • これまでワイモバイルのポケットWi-Fiを利用しており、ポイント等でお得に活用できる方
  • ポケットWi-Fiを3年間利用することが確実に分かっているという方

ちなみに、上記項目ひとつひとつで見た際には、同様のメリットを有するポケットWi-Fiもありますので、「当てはまる項目が2つ以上ある」という方のみPocket WiFi 603HWの契約を優先的に検討されると良いでしょう。

ポケットWiFiはWiMAXがおすすめ

ワイモバイルのPocket WiFi 603HWは結論としておすすめできないと述べましたが、「では、おすすめのポケットWi-Fiは何なの?」と気になった方もいらっしゃったことでしょう。

おすすめのポケットWi-Fiとして、Pocket WiFi 603HWのメリット面も一定同様に持ちつつ、かつPocket WiFi 603HWのデメリット面をカバーできるのは、現在のところでは「WiMAX」一択です。

WiMAXは「ギガ放題」の名称でも知られる、インターネット高速接続が可能なポケットWi-Fiです。

WiMAXの特徴

  • 通信速度が他のポケットWi-Fiと比べても非常に早く、最新端末(Speed Wi-Fi NEXT W06)では下り最大867Mbs!
  • ギガ放題プランでは月内のデータ通信量が無制限の為、上限に気にせずインターネット利用できる
  • 多くのプロバイダで提供されており、その中から最安値の契約をすればコスト的にもリーズナブル
  • 通信モードにau 4G LTE回線を利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」があり、地方山間部や離島での接続もされやすい

上記WiMAXの特徴を見ると、Pocket WiFi 603HWのメリット面で挙げていた要素についてWiMAXも充分に発揮されていることが確認できます。

また、Pocket WiFi 603HWでネックとなっていた「月額料金の高さ」についも、WiMAXではリーズナブルな価格帯で契約が可能となっていますので、このあたりも魅力的ですよね。

WiMAXのギガ放題とは?契約前に知るべき注意点と通常プランとの違い

WiMAX W06スペックガイド!WX05比較とおすすめプロバイダ紹介!

WiMAXの契約先プロバイダは「GMOとくとくBB」一択

さて、前章にてWiMAXの特徴(メリット)のひとつとして、「多くのプロバイダで提供されており、その中から最安値の契約をすればコスト的にもリーズナブル」と記しましたが、WiMAX契約の際は実際に最安値でWiMAXを提供しているプロバイダはどこになるかを知っておく必要があるでしょう。

WiMAXのプロバイダは国内でもざっと20以上ありますが、そのなかで特に月額料金が特に安く、かつサービス全体の品質の高いおすすめのWiMAXプロバイダは「GMOとくとくBB」になります。

GMOとくとくBBってどんなプロバイダ?

GMOとくとくBBは、「お名前.com」や「GMOクリック証券」「GMOクラウド」など多くのサービスを展開するGMOインターネット株式会社が運営するWiMAXプロバイダです。

月額料金の安さ、キャンペーンの充実さもあって、現WiMAXプロバイダの中でも最も人気・評判の高いプロバイダと言えるでしょう。

  • GMOとくとくBBの特徴
  • トータルコストが業界最安値!
  • キャッシュバック特典プランや月額割引特典プランなど、いくつかのキャンペーンを選ぶことができる
  • 契約後、端末は即日発送ですぐに手元に届く!
  • 最新端末での契約が可能!

GMOとくとくBBの一番の特徴は、とにかくトータルコストが業界安値であることです。

先にPocket WiFi 603HWでは月々の支払いが「やや高め」とお話しましたが、GMOとくとくBBにおいては、特に契約後0〜2ヶ月の間は2,170円の月額料金で利用できる(※月額割引キャンペーンの場合)等、とにかく料金が安いのです。

その他「全国送料無料」「最短即日発送」「20日以内ならキャンセルOK」といった、サービス品質面も安定して高いので、そういった点でも「最もおすすめできるプロバイダ」と言えるでしょう。

GMOとくとくBBではいくつかのキャンペーンが用意されていますが、とくにおすすめのキャンペーンは「月額割引キャンペーン」です。

GMOとくとくBBの月額割引キャンペーン

月額割引キャンペーンは、その名の通り「WiMAXの月々の料金が割引される」キャンペーンです。

月内のインターネット使い放題の「ギガ放題プラン」の場合は、契約から0〜2ヶ月目は月額2,170円(契約月は2,170円の日割り計算)、その後も契約期間満了の36ヶ月目までは月額3,480円で利用することができます。

GMOとくとくBBのプロバイダについては、以下記事でも詳しく紹介しています。WiMAXプロバイダをお探し中の方は、是非併せてご覧ください。

初めてのWiMAXはGMOとくとくBBがおすすめ!月額値引きでも安い!

まとめ) Pocket WiFi 603HWの最大のネックは「料金の高さ」と「アドバンスモードのエリアの狭さ」。両者をクリアするとしたらWiMAXがおすすめ

ここまでお読みになられて、いかがでしたでしょうか。

Pocket WiFi 603HWは性能としては素晴らしいポケットWi-Fiではありますが、どうしても料金の高さと「月内でインターネット使い放題で利用したい」という方向けのアドバンスモード利用時のエリアの狭さがネックとなります。

これらのネックが気になるという方は、契約するポケットWi-FiはWiMAXにしておいた方が無難でしょう。

ポケットWi-Fiは様々な会社から様々な製品がリリースされており、またプランも色々あって契約の際には悩むことも多いでしょうが、しっかり知識と理解を深めれば後悔のない、更には価格的にもお得な契約と活用に繋げていけることができるはずです。

「お得なポケットWi-Fi」についてより理解を深めていきたいという方は、併せて以下記事もお役に立つと思いますので、宜しければご覧ください。

料金が1番安いポケットWiFiは?無制限でおすすめはこれだ!

ポケットWiFiを徹底比較!1番おすすめのポケットWi-Fiはコレだ!

皆さんの快適なインターネットライフを実現していく際に、この記事が少しでもお役立てできることを、心より願っています!


9月のおすすめWiMAXプロバイダ

プロバイダ/キャンペーン 契約年数 トータルコスト 実質月額料金
1 GMOとくとくBB
月額値引き
3年 125,660円 3,491円/月 公式サイト
2 JPWIMAX
10,000円キャッシュバック
3年 124,800円 3,467円/月 公式サイト
3 GMOとくとくBB
最大32,050円キャッシュバック
3年 123,110円 3,420円/月 公式サイト

※当サイトでは、キャッシュバックキャンペーンよりも月額値引きキャンペーンを推奨しています。